生徒会長の言う通り
目を輝かせる百依里。


ほんとに、可愛いんだから。


批判しないで、賛成してくれるのは嬉しい…し



やっぱり親友だと思うよ




『そんなことない。まだ、始まったばかりだし…』


『私も手伝うよ!!琴葉だけじゃ、大変だもんね!!』


…百依里



私は無言で抱きついていた。

無意識に。



『ちょっと~?どーしたの琴葉』


嬉しい…、百依里が親友で心底よかった…

空気が暖かくかんじた


しかし、本当は違った。
私だけが暖かくなっていただけだった。



新垣先生は、冷たい眼差しで私達を見ていた。


百依里は、どんな眼差しで私を見ていた?
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