生徒会長の言う通り
『ある意味…怖いのかな。』



すぅっと、姿を消す坂崎は一体どんな顔で言っていたのか想像はつく。



さっきまでサボっていたのに

今はパソコンとにらめっこしていた
仕事ろくにしないでコーヒー三昧だろうに。



一体何にはげんでいるんだか。




『…よし。行くか』


俺は、そそくさと教室へ向かう

さぁさぁ、早く済ませて家へ帰りたいもんだ。



若者の先生は、そういう事しか頭にない


もしかしたら、俺だけだったりな。



いや…坂崎も仲間なはずだ



俺は、そんなくだらないことを気にしていた
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