生徒会長の言う通り
今日ね、告白するのっという声が聞こえた。

ああ…なるほど



もっと重要な事だと思った。

告白の日だから?
その日に告白したら許可を得るの?


いつ言っても変わらないと私は思うのが




…なにか、私は忘れているような感覚に陥った





…なんだろう





『こ、と、は~?
怖い顔で誰を睨んでるんですか~?』



いつも変わらず上機嫌の百依里

香水の匂いが鼻をかすめる



『睨んでは、ないのだけど。
今日先生の特別な日なのかなって
みんな張り切っている様子で』




『ん~、…あ!!!!!』

なにかを思い出したのか、大声をだす。

…結構大きすぎて鼓膜が破れそう
『…うるさい。で、なんか思い出したの?』


『明日、先生の誕生日じゃない!!』



……


『…………。……ああ。
それがどうしたの?』


『絶対忘れてたよね!?なにその空き』


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