生徒会長の言う通り
そして、

ピストルがなり響き私は全力で走り出す


けれど。私は違和感を感じた




右足に違和感が

凄く痛いって理由じゃないけれど
ジンジンと痛くなり始めていた



多分捻ってしまったんだ

これまで、練習してきたのに
なんの意味もないじゃない



痛いと思いながらも必死に走る


いつの間にかゴールについていて圧倒の一位


『琴葉ー!凄いね!圧倒の一位!!さすが、私の娘~!』



ギュッっと抱きついてくる百依里
何処から来たんだか…いつでも私が活躍すると飛んで来るんだから



『いつ、私が百依里の娘になったのよ(笑)まぁ、褒めてくれるのは嬉しいけど』




『やーんっ!照れちゃって~』


『誰が照れるかー!』


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