I think you
「お前から見てたら、お父さんがひどい風に見えてるだよな。」



大きく深呼吸をした後、先生わあたしに言ってきた。


「うん。」



「だよな、だけどお父さんだってつらいかもよ。」



え?



「頑張って働いてるのに、娘からわ散々言われてさ。」




あ・・・そっか。


先生に言われて気づいた。

あたし、お父さんの気持ち考えてなかったって。
きずかされた。



「一度、俺に言ったようにお父さんにも、正直に話してみろよ。そしたら、何か変わるかも知れなおぞ。」



「本当に変わるかなぁ・・・」



「変わる。俺だってお前の話聞いて変わった。」



「そうだよね、あたし何も言ってないよね。」



言わなきゃ、お父さんも分かるはず無い。


話そう。
しっかり、向き合おう。




あたしわまだ知らなかった。


単純にしか捕らえてなかった。

先生の言葉の本当の意味を。













< 55 / 108 >

この作品をシェア

pagetop