†天使と小悪魔†
ため息混じりにそういうと、和希は目を丸くしてこっちを見た。



「何?」



「お前、好きな奴いんのぉおぉおおおぉーー!?!?」



あまりにもそれが大きな声だったため、俺はあわてて和希の口を手で塞いだ。



「しー!黙れって。」


俺は人差し指を口に当てた。



「らってひゃぁ・・・びっくりひひゃんだもん。」


(注:だってさぁ・・・びっくりしたんだもん。)



周りの人は・・・聞いてないみたいだ。良かった・・・。
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