†天使と小悪魔†
俺は呆れた目で和希を一瞬見る。そして、ため息をついて席に戻った。


ピピピ♪


メールが届いたらしい。開いてみると【和希】の文字がディスプレイに表示されていた。



―ホントにゴメン。許して!!


そこまで怒ってないのにな・・・。好きな人が居るのは本当だし。


俺はすぐに返信した。



―そんなに怒ってないから大丈夫。でも、俺に好きな人が居るって言うなよ?


ピピピ♪


すぐに返信がきた。



―わかった♪


・・・あぁ、心配。
< 12 / 95 >

この作品をシェア

pagetop