†天使と小悪魔†
和希は俺のほうを向いて、こくんと首で頷いた。



「だってさぁ・・・まさか今日になるとは思わなかったんだよ。」


和希は今にも泣きそうな目で俺を見た。



「ホント・・・頼むッ!!」


挙句の果てに、和希は土下座までしてきた。



「わかった。わかったから、ね?」


俺はしぶしぶ返事をした。


本当に、なんでこうなるんだろう?



「さすが!!学園の天使だな☆」


和希は満面の笑みで俺を見た。



< 24 / 95 >

この作品をシェア

pagetop