†天使と小悪魔†
「行くしかないっしょ。それで、いつ?」


あたしはピンク色の手鏡を持って、グロスを塗りなおした。



「いつがいい?瑠美の予定に合わせるって。」


「それじゃぁ、今日がいいな。出逢いは早いほうがいいっていうじゃん??」



あたし、今いいこと言った!?



「そうだね☆じゃぁ、和樹にそう伝えておくよ。」


明日菜はケータイを片手に忙しくどこかへ行ってしまった。残されたあたしは、まだ黙々とグロスを塗っている。



♪~♪


「メール?」
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