†天使と小悪魔†
「ありがと☆」


といいつつも、本当は「さわんじゃねぇよボケ!!」と思っている。それも、学校に着くまでのガマン、ガマン。


愛想をよくして彼らの話を聞いていると、ようやく学校に着いた。



大きく書いてある、【白鳥学園】の文字。



「じゃ、荷物返してね☆」


あたしはひとりの男子の手からスクバを取り返した。



「え、でも・・・。」



「いいから・・・ね?」


笑顔であたしがそういうと、そいつは笑ってどこかへいってしまった。
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