†天使と小悪魔†
「咲、いいタイミングで来たねぇ☆自己紹介したら?」
瑠美ちゃんがそう言った。
「楠木咲です。遅れてごめんなさい。」
楠木・・・咲・・・!?
髪が短くなっていたから気付かなかった、気付けなかった。
トクトクとさっきよりも早く波打つ心臓は、隣の瑠美ちゃんにも聞こえてしまっていたのだろうか?
彼女は俺のほうをじっと見つめると、ふいとどこかを向いてしまった。
「んじゃ、俺先に歌います!」
そういって慎が立ち上がるまで、俺の心は止まることを知らなかった。
瑠美ちゃんがそう言った。
「楠木咲です。遅れてごめんなさい。」
楠木・・・咲・・・!?
髪が短くなっていたから気付かなかった、気付けなかった。
トクトクとさっきよりも早く波打つ心臓は、隣の瑠美ちゃんにも聞こえてしまっていたのだろうか?
彼女は俺のほうをじっと見つめると、ふいとどこかを向いてしまった。
「んじゃ、俺先に歌います!」
そういって慎が立ち上がるまで、俺の心は止まることを知らなかった。