†天使と小悪魔†
「瑠美ぃ~おはよー!!」


あたしはその声に振り向いた。



「咲ぃ!!おはよ。」


咲とはここの学校で知り合ったあたしの親友。ミス白鳥にも輝いたことのある、超美人な子だから、モテる、モテる・・・。



「ていうか、またついてきたの?あいつら。」


咲は不安そうにあたしを見た。



「ん?大丈夫、大丈夫。ちょっとだけガマンすればいいんだもん。」


あたしは、その咲の不安を取り除くかのように、自慢の大きな目でウィンクをした。


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