†天使と小悪魔†
あたしはすぐに学校へ向かった。



校門のところには腕組みをして寄りかかる、孝也の姿があった。



「なに?いきなり呼び出したりして・・・。」



孝也は黙ったままあたしの腕を引いた。




「ちょっと!!」



「黙ってついてこい・・・。」



孝也に腕を引かれて歩くのは、これで何回目なんだろう?ほとんど良い思いをしたことがないと思う・・・。

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