†天使と小悪魔†
あいつら・・・って、雅斗たち!?



「仲良くなんかしてない!挨拶しただけだもん。」



「ふーん。楽しそうに笑って、手ぇ振って?それでも仲良くしてないの??」



孝也は冷たい目であたしを見た。



「それは・・・。」



言葉に詰まってしまった。実際、手を振っていたのは事実。でも、楽しくなんかなかった。あれは心のそこからの笑いじゃなかったのに・・・。



せめて、気付いて欲しかったよ。
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