†天使と小悪魔†
「自分の彼女に傷つけるやつなんて許さないよ?」


彼の声は聞いたことも無いぐらい、凛としていた。




「瑠美・・・こっちにおいで?」


孝也はそれだけ言うと両手を広げた。




どうしよう・・・。




あたし、どっちかなんて選ぶ資格なんか無い。どっちに行ったとしても、きっと相手が傷つくから・・。


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