†天使と小悪魔†
次の日、あたしはすぐに孝也に謝りに行った。万が一のことも考えて、雅斗も一緒に。




「孝也!!ごめんね。好きになれなくて・・。」



「いいの!もう終わったことだから。それに、瑠美ちゃんは学園一の小悪魔でしょ?俺は利用されたって考えれば気が楽だよ。」



冗談なんだか、本気でそう思っているのかはっきりわからなかった。




「それより、雅斗とは続いてくれないと俺も困るからね?利用された意味が無いじゃん。」



「ちょっと!どういう意味??」
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