ステップ・ポジション
「なになに?この女の子」

「洸牙の知り合い?」

「可愛いね~」

洸牙のまわりに集まってた友達たちは、二人が話してたのを見て、

取り囲むように机に近寄ってきた。

(え…??なっなに…?)

柚希は集まってきた男子たちに少し戸惑いを見せる。

「小学校が同じだっただけだよ。な?」

「あっうん。」

尋ねるように、柚希に話しかけてきた。

洸牙は友達らの質問に答えて、終わらすつもりだったのだろう。
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