ステップ・ポジション
たまたま目に入った昇降口にいたのは、友達と話していた洸牙だった。

(部活じゃないんだ…。もう帰るのかな…)

ドキッ

何かに潰されるように、心臓のあたりが苦しくなる。

(まだ部活に行ってない…。

もっもう今しか…ないよね!伝えるなら…もうこのタイミングしか…!)

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