オフィスの恋愛事情
そう言って、私の耳を甘噛みした。



恥ずかしさで、顔を覆った私の手を無理やり動かして、キスを繰り返す。




唇は段々下に下りてきて、私を攻めた。




すぐに絶頂に達してしまって、私はますます恥ずかしさで死にたくなった。




「もう、いっちゃったの、みなお」




「やだもう」



「ほんとに、いや?」




そう言って、意地悪な笑顔を見せた。




「もう、早くしてよ」




「いいよ」

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