オフィスの恋愛事情
不思議なことに、私の悠斗への気持ちには、何の変化もない。




こんなことって、あるんだ。





私は、確かに悠斗が好きだ。それは確かだ。




悠斗と寝るのだって、好きだ。彼は優しく私を導いてくれる。





悠斗の部屋の番号を押した。ドアが開いて、私はマンションの中に入る。





部屋のベルを鳴らすと、すぐにドアが開いた。



そこには、嬉しそうな顔をした、悠斗が立っていた。
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