オネェと私の恋
それに引き替え、私なんて玲雄に言われるがままに服を着ている。
そして、玲雄がストレスを発散した後の服は私が引き取って、着ている。
玲雄曰く、「その壊滅的なファッションセンスを少しでも向上させるのよ。毎日、着て、自分に馴染ませるの。いい?そうすれば、あんたは、多少、見栄えするんだから。」
と褒められてるんだが、貶されているのだかわからない辛口アドバイスに従い、買ってくれたコーディネイトのまま着ている。
と、若干、私が過去に思いをはせている間に玲雄の辛口はエスカレートしていた。
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