Heaven~第一章~
「椿の制服姿、結構良かったんだけどな」

「何言ってんの?オヤジみたいだよ」

「オヤジ?バ~カ!学校行けって言ってんだよ」

そう言ってベッドに腰を下ろした。

「学校?」

「そっ、学校。その制服って」

「……調べたの?」

「調べちゃいねーよ」

「え、……」

「調べれるのは簡単だ。だけど、椿がちゃんと話してくれるんだろう?」

「……うん」

私もちゃんと学に話したい。



"椿の全部、教えろよ"



何故か獅朗の言葉を思い出した。

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