Heaven~第一章~
そりゃ~何も言われてないけど、想像はするよね。
あんな黒塗りの車で他人を来させて、
こんなマンションに住んでてさ。

で……これ?
金髪と言うよりはもっと抜けているような髪色。
白?銀?
真澄と同じような整っているであろう顔は、怒りに歪んでいる。

けど……
それってゲームで負けたから?だよね。

のっけからこれ?
何なの……コイツら……


「あ?何だよ」

「何だよ、じゃないだろう。お前が連れて来いって言ったんだろう」

「おせーから、ミヤジとゲームしてただけだよ」

「遅いってお前な……」


嵐ははぁ~と諦めたように「連れて来た」と私の背中を押した。



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