Heaven~第一章~
急に腕を掴まれて引きずられるように路地裏に連れて行かれた。
明かりがないそこは真っ暗で近付く相手の顔さえ見えなかった。
「ちょ、ちょっと……」
「ただ食いなんてなしだろう」
さっきまでとは違う男の声。
塞がれた唇。
無理やり割って入ってくる舌に吐き気がした。
「ん、んっ」
顔を左右に振って抵抗しても何の意味もない。
男の手が制服の中へ滑り込んでくる。
ヒンヤリした手にビクッと身体が反応すると、男のキスが深さを増して行く。
それと同時に私の記憶が溢れてくる。
記憶のずっと、ずっと奥に蓋をしておいたものが……
明かりがないそこは真っ暗で近付く相手の顔さえ見えなかった。
「ちょ、ちょっと……」
「ただ食いなんてなしだろう」
さっきまでとは違う男の声。
塞がれた唇。
無理やり割って入ってくる舌に吐き気がした。
「ん、んっ」
顔を左右に振って抵抗しても何の意味もない。
男の手が制服の中へ滑り込んでくる。
ヒンヤリした手にビクッと身体が反応すると、男のキスが深さを増して行く。
それと同時に私の記憶が溢れてくる。
記憶のずっと、ずっと奥に蓋をしておいたものが……