この感情を僕たちはまだ愛とは知らない
「っ···」
「キスして」
「なんか食った変なもん」
「キスして」
強く迫られキスをする
「おまえ大丈夫?」
額を触ってみると少し熱い気がする
「律」
俺はベッドから抜け出そうとした
「行かないでゆきさん」
やっと合点がいった
どうやらゆきという人間と勘違いしてるようだ
「ゆきさんねぇ」
とりあえず風邪薬を買いに家を出ると女がいた
「ちょっと律どういうつもり」
「はあ?」
「はあ?じゃないわよ1ヶ月も連絡ほったらかして」
「うるさいんだよ」
「本当、最低
たまたま通りかかったらこんなマンションから出てきて
他に女ができたなら言えばいいでしょ
あんたなんて死ねばいいのよ」
俺はふりきってバイクのエンジンをかけた
ドラッグストアに行って薬を買ってまた戻る
なにしてんだかな俺
心の中でそう思ってふと写真たてを見る
割れた写真たてに飾られた写真
確かに俺よりはいい男だしなにより麻衣にいちばん近いってのが気に入らない
寝室に戻って麻衣の近くに風邪薬とスポーツドリンクを置いた
気を抜いたら倒れそうなくらい眠い
ヤバい···
それでも台所に立ってお粥を作り作り終えてからソファーに倒れ込んだ
まだ眠りに落ちないうちに揺すり起こされた
「ゆきさん」
「なんだよ?」
気怠げに顔をあげればすごい剣幕の麻衣がいた
「なんだよじゃないわよ
なんで起こしてくれないの
今日がどんだけ大切な日かわかってるの?
役立たず」
「はあ?」
「はあ?じゃないわよ」
「おまえなぁ」
「律?ごめんなんでもない
私どうかしてるごめんね」
「誰と勘違いしてんだよさっきから」
さっき寝ぼけてたけど確かゆきさんって言ってたよな···
「とりあえずいってくるから」
「俺、今日は帰らないから」
「えっ···」
「正直しんどいおまえといるの」
「そんなにしたいならすればいいでしょ」
「そうじゃねぇんだよ
したいとかしたくないとかそういう観点で物言ってんじゃねぇんだよ俺は」
律のすごい剣幕にたじろいだけど律が膝をついたからもっと驚いた
「律?」
「触るな
おまえじゃ到底無理だよヤタガラスにたどり着くのは」
「はい?」
「教えてやるよ
ヤタガラスの本当の意味」
「意味?」
知りたいけど知っちゃいけない気がする
「ヤタガラスは臓器売買をしてたんだよ
身寄りのない子供を使ってな
だからいくら検索かけたって無駄だよ
瑞希はあいつは苦しんで死んだんだ
羽根の刻印呪いだよ」
「キスして」
「なんか食った変なもん」
「キスして」
強く迫られキスをする
「おまえ大丈夫?」
額を触ってみると少し熱い気がする
「律」
俺はベッドから抜け出そうとした
「行かないでゆきさん」
やっと合点がいった
どうやらゆきという人間と勘違いしてるようだ
「ゆきさんねぇ」
とりあえず風邪薬を買いに家を出ると女がいた
「ちょっと律どういうつもり」
「はあ?」
「はあ?じゃないわよ1ヶ月も連絡ほったらかして」
「うるさいんだよ」
「本当、最低
たまたま通りかかったらこんなマンションから出てきて
他に女ができたなら言えばいいでしょ
あんたなんて死ねばいいのよ」
俺はふりきってバイクのエンジンをかけた
ドラッグストアに行って薬を買ってまた戻る
なにしてんだかな俺
心の中でそう思ってふと写真たてを見る
割れた写真たてに飾られた写真
確かに俺よりはいい男だしなにより麻衣にいちばん近いってのが気に入らない
寝室に戻って麻衣の近くに風邪薬とスポーツドリンクを置いた
気を抜いたら倒れそうなくらい眠い
ヤバい···
それでも台所に立ってお粥を作り作り終えてからソファーに倒れ込んだ
まだ眠りに落ちないうちに揺すり起こされた
「ゆきさん」
「なんだよ?」
気怠げに顔をあげればすごい剣幕の麻衣がいた
「なんだよじゃないわよ
なんで起こしてくれないの
今日がどんだけ大切な日かわかってるの?
役立たず」
「はあ?」
「はあ?じゃないわよ」
「おまえなぁ」
「律?ごめんなんでもない
私どうかしてるごめんね」
「誰と勘違いしてんだよさっきから」
さっき寝ぼけてたけど確かゆきさんって言ってたよな···
「とりあえずいってくるから」
「俺、今日は帰らないから」
「えっ···」
「正直しんどいおまえといるの」
「そんなにしたいならすればいいでしょ」
「そうじゃねぇんだよ
したいとかしたくないとかそういう観点で物言ってんじゃねぇんだよ俺は」
律のすごい剣幕にたじろいだけど律が膝をついたからもっと驚いた
「律?」
「触るな
おまえじゃ到底無理だよヤタガラスにたどり着くのは」
「はい?」
「教えてやるよ
ヤタガラスの本当の意味」
「意味?」
知りたいけど知っちゃいけない気がする
「ヤタガラスは臓器売買をしてたんだよ
身寄りのない子供を使ってな
だからいくら検索かけたって無駄だよ
瑞希はあいつは苦しんで死んだんだ
羽根の刻印呪いだよ」