短編集〜偽物〜
すると、周りのみんなも、

「そうだよ!」
「殺そうよ!」

そして。

第一回目の話し合いが始まった。
けれど、沈黙で、時間は過ぎていく。

そんな中。
また。
成美が、口を開く。

「てかさ〜、前、

彩音ーAyaneー

ちゃん、

“殺し合いしてみたいなー”

って、言ってたじゃん?
成美、聞いたよ?」

「ちがっ!!!!!!!
それは、ゲームの中の話で、本当は、
そんなことしたくないよ!」

と。
彩音は、必死に、頭を横へふる。

けれど。
今のクラスの人達は。

早く出たくて、冷静に考えれないから。

「そうだよ…」
「殺そう。」

という声で、教室は、埋まった。

俺は、反対だった。
--------------が

意見をいえば、俺が殺されるかもしれない。

そして。
クラスの男子が、銃を持ち…








銃声が、響いた。
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