大好きな貴方へ 愛を込めて
裕ちゃんとは、あれから連絡していない。
裕ちゃんから電話がかかってこない。
はぁ…
「どうしたの??なんか、最近の元気ないね?」
「あいちゃん…どうしたらいいかな?」
「なに?」
私は、電話をするようになったこと。
彼女のミヤビさんから電話があったこと。
裕ちゃんから電話がこなくなったこと。
今までに、あったことを全部話した。
「そっかそっか。辛かったね?」
私は、あいちゃんに抱き締められた途端
泣きだしてしまった。
どんなに止めようとしても涙が溢れてくる。
「大丈夫、私がいるよ??」
「うん、…うん。」
私は、この日決意した。
「私、裕ちゃんの事は諦める!!」
「それでいいの?」
「うん、忘れるにはまだまだ時間はかかると思うけど…でも、私は新しい恋をして幸せになるっ!!!」
「そっか。頑張りなよっ」
いつもこうやって私の背中を押してくれる。
あいちゃんと友達になれてよかった。