大好きな貴方へ 愛を込めて
放課後になった。
憂鬱だ…
「早かったね?」
悲しそうな笑顔…
ヤバイ泣きそう…
「そ~いえば、初めて喋ったのもここだったね?」
やだやだ…
過去の話なんていらない………
「や…だ…」
「泣かないで?」
私は、耐え切れず泣きじゃくった。
「スキ…好きで好きで…大好きなのに…裕ちゃんは……裕ちゃんの気持ちが分からない。私は…好きなのに…裕ちゃんは、私の事…もて遊んだの?私…何回も諦めようって思った…でも、無理で大好きで…でも、裕ちゃんには彼女がいて、何回も思った、私が裕ちゃんの彼女だったらってミヤビさんじゃなくて私だったらって…本当に大好きで…」
私は、思ってる気持ちを言った。
「ごめん…そんなふうに思ってたんだねっ…俺、ミヤビのことすきだった。でも、りなと会って話して気になったんだ…りなのこと。メールが、返ってこないと心配したりした。でも、きっと初めてあった時から好きだったのかもしれない。合格発表の時に見たりなの笑顔が頭から離れなかった。その時から好きだったんだ…」
そんなに前から…
「俺ミヤビとは、別れられない。だから、お別れ言いに来たんだ。」
「いやっイヤだょ…いわないでぇ…」
聞きたくない…
「ありがとう。こんな俺を好きになってくれて…好きだって言ってくれて…俺も好きだったよ。ばいばい。」
裕ちゃんは、泣き崩れる私を優しく抱きしめてくれた。
「裕ちゃん…裕ちゃん…」
「りな…ごめんね?」
裕ちゃんは、そう言って図書室を後にした。