大好きな貴方へ  愛を込めて


電話が切れた後、ただボーっとしていた。

何時間たったんだろう?

辺りは薄明るくなっていた。


今何時だろう??


時計を見ると、朝の5時半だった。
でんわが終わったのは、夕方の4時半頃。
かれこれ14時間か………。

私は、重たい体を起して、学校へ行く準備を始めた。

鏡を見て酷い顔を見て「ひどい顔」そう言おうと思った。なのに声が出ない。

あれ?どうして?声が出ない………。

下に降りて母に紙に書いて見せたが、最初は信じてもらえず、無視されていた。

それでも、私はただなんかいもその髪を見せていると母はただ事じゃないと察知し、私を近くの大学病院に連れて行った。


「ストレスですね。」




ス・卜・レ・ス?




母はそれから腫れ物でも触るように私に接した。


私は、2週間部屋にこもった。
ご飯もあまり口にしなかった。
笑顔もなくなり、1日中カーテンを閉めきり電気を点けずに部屋にこもった。


久しぶりに母と父が外に行ったのを見計って、私は部屋から出た。

最近は、トイレかお風呂に入るとき以外ではでなかった。

喉が、乾いたのでなにか飲もうと冷蔵庫を開けた。

中から、コーヒー牛乳を取り出し立ち上がろうとした時、目の前が真っ暗になり倒れた。


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