大好きな貴方へ  愛を込めて


学校を出て、家の近くのコンビニくらいに来た時…

裕ちゃんとのことを思い出した。

ここで再会したんだったな…

忘れるって決めたのに………

「ダメだなぁ」

「なにがダメなんだ?」

「え?旬??」

後で、私を見下ろしてる。

「泣いたのか?」

旬が、私の顔を覗いて言う。

「なんでもないよっ!」

「だからっ俺言ったろ?いつでも頼れって」

旬がそう言いながら抱きしめる。

「え?旬っ!!」

「泣きたいなら泣けばいいっそう言ったろ?」

確か、前も聞いたな?

「ありがとうっでも、大丈夫だよっ!」

「そっか…なんか、あったらすぐ言えよ?」

「ありがとうっじゃー、帰るね?」

「おうっじゃー、またなっ」

また、ここで頼ってたら私は強くなれないっ

頑張る。

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