大好きな貴方へ  愛を込めて


あれから1年間がすぎ私も2年生になっていた。

裕ちゃんと、連絡することもなくなった。


裕ちゃんの事も少し忘れていた。

あいちゃんと昼休みに屋上でご飯を食べていた。

そんな時1件のメールが届いた。


[新着メール1件]

誰だろ?

画面には「裕ちゃん」の文字。

え??

1年もメールしてなかったのになんで?

恐る恐る開くと


FROM 裕ちゃん

件名 元気か?

✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽

久しぶりだね?

元気にしてる?
俺は、元気だよ…

りな?
こんなに経ってからのメールなんてなんでだって思ってるかな?

俺は、りな?お前の事忘れられない。

りなは、どう思ってるか分からないけど………
でも、俺は今でも好きだ。

りな、お前が待ってるって言ってくれたあの日俺は一人で舞い上がってた。

俺今までたくさんお前を傷つけたよな?

自分勝手なのは分かってる。

でも、すきだ。

もし、まだ俺のこと好きでいてくれたなら…

図書室で、日曜待ってます。


✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽



え?うそでしょ?


まだ、私のこと…………


日曜?明日………


私どうしたら?


「どうしたの?」

「え?」

「ねぇ?裕太先輩じゃないよね?」

私が俯くとあいちゃんは携帯を見た。

「どうして………りなっいっちゃダメだよったくさん傷つけられて傷まで作って……また、りながあんな風になったら私………」

あいちゃんには、あの時のあった話を全部話した。

それから、裕ちゃんとの連絡は取らないと約束した。

「でも、私…裕ちゃんが好き…………ごめん…あいちゃん」

私は、あいちゃんにちゃんと今の気持ちを伝えた。

「りな……ごめんね?りなの気持ちも聞かないで……………友達なら応援するべきなのにね?…………。」

「ごめん…あいちゃん………どんなに傷ついてもどんなに辛くても私は、裕ちゃんが好き…」





あいちゃんは、応援するね?って笑った。



家に帰っても私は、裕ちゃんのことで頭がいっぱいいっぱいだった。


そして私はあの日を思い出した。



最初の別れ。


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