大好きな貴方へ  愛を込めて


裕ちゃんの最後の電話から1週間。

[着信:裕ちゃん]

どうして?

1週間も、電話もメールもくれなかったのに……

私は、怒ろうと思っのに…

電話にでて、私は言葉を失った。

『もしもし?』

『………………』

裕ちゃんは、何も言ってくれない。

どうしたんだろ?

でも、なんとも言えない、


嫌な予感…


『……が……………だ……』

『ごめんね?分からない?もう一回お願い…』

『ミヤビが……死んだ………』

私は、自分の耳を疑った。


ミヤビさんが死んだ??

うそ、でしょ?


『俺、葬式に行ってきたんだ……。』

『そっか…』

『俺、どうしたらいいか分からない……りな、ごめん…別れよう……』

『わかった………ばいばい…』

私は、電話を切った…


せっかく私達結ばれたのに………


どうしてなの?


「どうして……こうなっちゃうのよぉ……う、うぇーん……」

私達は、結ばれる運命じゃなかったのかな?


自分の好きな人…彼氏が他の女の人を思って泣いているのを聞いて、嫌だなんて言えないよ…………


好きだよ…………


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