サバイバル学園
「オレは隣の県からやってきた転校生だけどよ、朝陽高校の赤虎とハヤブサの名前は知ってたよ。

あんたら、有名人だからな。

ケンカ負けなしだって、たいしたもんだ」




「おい、毒マムシ。

オレたちに、何の用だ?

ケンカを売ってるなら、買ってやるぜ!」




ハヤブサはそう言って、毒マムシをにらみつけた。




「オレもケンカは好きだが、今は止めだ。

サバイバルイベントを生き残るのが先だからな」




毒マムシはそう言って、不気味に笑った。




「赤虎にハヤブサよ。

お互い、このサバイバルイベントを生き残ったら、オレたちのどっちが朝陽高校の頭にふさわしいか決めようぜ。

オレも前の学校じゃ、ケンカ負けなしなもんでね」




毒マムシのふてぶてしい態度に、チョロ助が怒って、前に出た。
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