サバイバル学園
「何だよ、毒島くん。

今はサバイバルイベント中だぜ。

オレを取り囲んで、どうするんだよ。

オレたちは、猛獣から逃げるか、隠れるかするべきだろ?」




「新田、その考えはお前みたいなバカが考える間抜けな考えだ。

ミッションクリアーする条件はただ一つ。

イベント参加者が五人死ぬことだ」




オレのその言葉に新田の顔色が変わった。




「毒島くん、何言ってんだよ。

このサバイバルイベントは、生き残りのゲームだろ?

殺し合いのゲームじゃないだろ?」




「ハッ、ハッ、ハッ。

新田、このサバイバルイベントは、やっぱり間抜けから死ぬんだよ。

残念だな。

自分のバカさ加減をあの世で恨め!」




オレはそう言って、新田の顔面を思いっきり殴りつけた。
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