サバイバル学園
「虎男、やっぱりここにいたのかよ」




オレがその声に振り返ると、そこには舞子がいた。




舞子はオレの横に並んで、キラキラと輝いている星空を見上げた。




「虎男、今夜も星がキレイだな。

日中の悪夢が嘘みたいに……」




オレはオレのとなりに立っている舞子を見つめ、舞子の女性としての魅力に気づく。




大きくて、キレイな瞳。
茶髪のショートヘア。

引き締まった細身のスタイル。




話し方は男みたいだけど、舞子はやっぱり女だ。




それも、人一倍、キラキラと輝いている魅力的な女だ。
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