裏アリ王子の彼女になりました(ニセの)
ここは資料室。


お昼の時間、こんなところに来る人なんて誰もいなくて。


つまり、ふたりきり。


「こういうとこにこもった方が、効果あんだよ」


「ど、どうして……?」


ここまでは女の子たちがゾロゾロついてきて。


ここから先、シャットアウトした瞬間「きゃーー!」なんて悲鳴が上がった。


「密室に俺とふたりきりなんて、奴らの願望だろ」


……そういうこと……?
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