裏アリ王子の彼女になりました(ニセの)
えっと、あの……。


「ご、ごめん……」


慌てて追いかける。


あたしだって、琉生くんにプレゼントを渡したいのは山々だったのに。


うざいって言われると思ってやめたのに。


失敗しちゃたな。


どよんとした気持ちで、最初のイベントは過ぎて行った。
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