最強モテ子と落ちない彼
いきなりふわっと登場して、高村を奪っていくなんてずるい・・

私は5年も追いかけてるのに・・

恋愛は早いもの勝ちじゃないのは、わかってるけどさ。


その時、

すっと、高村の手が私のおでこに触れた。

ひんやりした手が心地良い。

熱がすぅと下がったような気がした。



「本当に天野は僕のこと、好きだよねぇ」

高村の声がいつになく、優しく響く。

そうよ、ずっと好きだもん。
小学生の時からずっと。


って・・・ え?今、なんて?

高村、なんて言った??

えぇー????








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