放課後Days
「じゃーん!いいところだろ?」
圭太と私たちがやって来たのは屋上。
放課後の屋上は、夕日に染められて綺麗な朱色に輝いている。
そんな光景に見とれていると、秋人が私のとなりでポツリと呟いた。
「写真……撮らない?」
その言葉に私は反応して、
「写真……。いいね!皆で撮ろうよ!」
秋人の提案で、3人で夕日を背に写真を撮った。
その写真には、まだあどけない笑顔の私たちが写っていた。
でも、それはこれから起きる、"残酷な運命"の幕開けだった。