地味子とアイドルなやつら
動き出した運命
頭のイカれた熱血教師によるSHR が無事終わり、再び休憩時間。
私はサッと一時間目の授業の準備をし、予習する。
教室は相変わらずバカみたいに騒がしいが、人間その状況に慣れてしまえば、
普通になる。
クラスのやつらは私に構わず、
キャッキャッと騒ぐ。
私はその状態を一切シャットアウトして勉強する。
まあ、相変わらず自分に対してよくやってると思う。
なのに、なぜ勝てない?
勉強量は遥かに多いはずだ。
やつらが真面目に授業を受けてない事は
この学校では有名な話だ。
なのに...
勝てない。勝ちたい。
これが私が必死に勉強する源である。