地味子とアイドルなやつら
「なんで二人して俺をハゲさそうととしてるの?
新手のイジメ?俺スネちゃうー!!!」


どんなけあしらっても、早乙女彰は鬱陶しかった。


こいつやっぱりめんどくせー。


そんなことよりも、
さっき5時だって言ってたわよね。



そんなに早く時間って経つもんなの?

作者よ、展開早くね?
いや時間早くね?
なんかとんでもないスピードで
過ぎていってる気がする。


ていうか、
「昼ごはん食べてない!!!!」
重要な問題が抜け落ちていた!!!!



「いやそんなに大声出すことでもないから。」


そう言う神楽坂智は呆れている顔をしている。


失礼な奴だなこいつ。
食事は大事なんだよ。死活問題にも関わるんだよ。



でも、
「ま、いっか。」

「いいんだ。」

どうせもうこんな時間ならもうすぐ晩御飯だし。
そしてそんな私にすかさずツッコむ神楽坂智。


とにかく、
「終わってるなら早く帰らして。」

「ダメだ。」
また同じことを繰り返す小田桐廉。


「なんでよ。
大体、アンタは私がここに連れて来られた理由も
知らないでしよ!!?」

「…知らねぇ。」

「でしょ!!?だったら…」

「オマエ、自分がキライだろ。」

「は!?」
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