地味子とアイドルなやつら

理由はそう、あの思いっきりぶちギレた罵詈雑言。





………アレは、酷かった。
もう後悔しかないよね。なんであんなに叫んだんだろ？
なんであんなに言っちゃんだんだろ？
ホント、後悔しかないよ。



という訳で何やかんやと入りづらい。
そりゃ、気にしなければいいだけの話だけどねぇ。
そんなに神経図太く無いし。
チョー繊細だし。ガラスのハートの持ち主だし。
少しでも衝撃受ければあっという間に割れちゃうし。
粉々に砕け散っちゃうし。
そもそも誰がそれを掃除するだろうか？先生？廊下でガヤガヤしてる奴ら？ああ、でも誰も触れないか。



と、あれそれと現実から逃げているとバシッといきなり扉が開かれた。