甘い～秘密¨あたしの危険なドキドキ恋愛☆

もう、帰って来てる時間だ。

　緊張してきた。

「菜々、先生呼んできてよ。」

　陸が先生を呼んで来いって…

　わざわざ、自爆しに行かなきゃいけないの…

「早く呼んで来て！頭振らなくていいから。」

　無意識のうちに横に首を振っていたみたい…

「ヤダ…。呼ばなくて良いんじゃない？」

　先生に、苛められる事を考えると…会いたくありません！！！

「ダメだよ。先生の分も作っちゃったんだし。」


「いいよ！あたしが先生の分も食べるから！！」

　あたしは、必死だ。だってー体がー…先生に触れられるのは嬉しいんだけど、ひど過ぎなんだもん！！

「菜々が食ったら太るぞ。早く呼んで来て！」

　陸が失礼だ…

「ヤダ！！陸が行けば良いじゃん！！」

「分かった。俺が呼んで来る。」