甘い~秘密¨あたしの危険なドキドキ恋愛☆
「せ、先生!!!!」

 いきなりドアが開いたと思ったら…

 元気だな…

「先生!!これ!!!」

 菜々の薬指にはキラキラ光るシルバーリングが付いている。

 俺があげたんだ。

 男除けだ。

「ああ、プレゼントだよ。」

 菜々が寝てる間に左手の薬指にはめておいたんだ。

「先生ぃぃぃいー!!!」

 抱きついてきた。

 相当、嬉しいみたいだ。

 表情を見るとニコニコ凄い笑顔だ。

 こっちとしても上げてよかった。

「ちゃんと付けてるんだぞ。」

「はいっ!」

「菜々、お礼はないの?」

「ありがとう!!」

「言葉じゃないよ。行動でして。」

「……………。」
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