甘い~秘密¨あたしの危険なドキドキ恋愛☆
「菜々?俺が初恋なのか?」


 先生が嘘だろ?って顔してる。

 でも、本当なんだもん。


「はい。ダメですか?」


 今までピンとくるものもなかったし…

 先生と居る時みたいにドキドキもなかったし。

 初めて味わったドキドキは衝撃だった。

 相手が先生だったからかな?


「いや、ダメじゃないよ。」


「じゃあ、本当に全部俺が初めてなんだな!」


「初恋まで俺なんだな!」
 
 誇らしげだ…。

 先生が笑ってる。

「菜々ちゃん、本当にいい子だな!」 

 そう言って先生はあたしが息が苦しくなる位に抱きしめてくれた。


 本当に嬉しそう!


「先生、苦しいですよー!!」


「悪い悪い!何か嬉しいな!」
< 778 / 907 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop