甘い~秘密¨あたしの危険なドキドキ恋愛☆
*****


 キッチンは…最悪です…グチャグチャ…誰が片付けるんだろう…。

 後片付けしたくない…。


 先生達が作っていた物も散らばってる…。

 肉じゃが作ろうと思ったのに…肉じゃがじゃない…。

 シラタキがお鍋いっぱいに爆発してる。

 お肉を焼こうと思ってフライパンに火を付けたら真っ黒こげに…卵焼き作ろうと思ってお肉をほったらかしにしちゃったんだ…。

 あたし達はきっと一つの事しか出来ないんだ。


 何度も学習してるはずなんだけど…。


 味付けも不味いんだよね…。ある物取りあえず入れてみるから…。だって何入れていいか分からないんだもん。

 お母さんとか隼人とか陸とか先生は何であんな味出せるんだろう?…不思議だ!


 ………美憂は、このご飯を先生達に食べさせるみたいだけど…お腹壊さないかなぁ?


「美憂…これ…食べさせるの?」

「もちろん!あいつ等を黙らせてやる!!絶対後悔するよ!!」

 美憂はもう楽しみ始めちゃった…。


 あぁ~。先生達可哀相…まぁ、先生の発言から始まったから仕方ないよね…!


 あたしは、もう知らない!!開き直るしかないもん!!
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