愛され姫様!?~天使と悪魔~
夜空に輝く星それから君に
宝架
―――――宝架side――――
わかっていた。
咲楽様は瑠耶様が好きなんだって…
たぶんわたくしは気づいていた。
だけど、認めたくなくて。
小さいころから咲楽様は頭もよく完璧な女性だった。
それがいつも隣にいたわたくしには負担だった。
瑠耶様が咲楽様に告白をなされたとき、わたくしは決めた。
咲楽様よりも幸せになるって。
だからと言ってわたくしは瑠耶様をすきになったんじゃない。
わかっていた。
咲楽様は瑠耶様が好きなんだって…
たぶんわたくしは気づいていた。
だけど、認めたくなくて。
小さいころから咲楽様は頭もよく完璧な女性だった。
それがいつも隣にいたわたくしには負担だった。
瑠耶様が咲楽様に告白をなされたとき、わたくしは決めた。
咲楽様よりも幸せになるって。
だからと言ってわたくしは瑠耶様をすきになったんじゃない。