愛され姫様!?~天使と悪魔~
「お前は……!!ちっ、邪魔すんなよ。」
そう言い捨てる。
「邪魔はしてない。ただ、生徒会長が危ないと思ったから助けただけだ。」
「お前が助ける?なにを、皇神家のくせに。」
「名倉家だってそうだろう。」
「瑠耶…さん…。」
「大丈夫か、あんた。」
瑠耶はそういうと咲楽を立たせた。
瑠耶は咲楽を庇う様に自分の後ろへと隠した。
「少し、やり過ぎなんじゃないか?名倉。」
「はぁ?お前に口を出す権利なんてないはずだろ。たかが神社の跡取りが。」
優一はそういう。
「咲楽さん、僕と共に生きようじゃないか。」
「優一さ……」
「物分りが悪いな…生徒会長は拒否をしただろ。」