愛され姫様!?~天使と悪魔~
「あー…わかったじゃぁ何が望みだ?」
「望みなんてないですよ…!!」
「ただ…私は誰とも結婚しません。」
「結婚しろとは言ってない。付き合ってくれと言った。」
「瑠耶さん…あなたは高校生、私は中学生。家柄の問題じゃなくて私は子供過ぎて釣り合わないんです。そもそも瑠耶さんは高等部の中でも成績トップ、ファンも多いと聞いています。」
「そんなあなたとこんな家柄という肩書だけの生徒会長じゃ釣り合わないんです。」
「肩書なんて必要ない。俺が欲しいのはお前。」
「瑠耶さん…話を聞い…!?」
途端、私の唇はもう一度瑠耶さんに奪われた。
「俺は本気だ。」