奇跡
『何話てるんだよ』

『友達になってくれてって言われた。』

『でも断った』

『何でだよ』

『だって面倒だし』

と話していると教室に着いた。
俺と琢磨は同じクラスだった。

教室に入ると視線を感じる。
視線を無視して教室に入っていった。

黒板に張りだされている席を見ると俺は真ん中の列の6番目。

琢磨とはすっかり席が離れてしまった。

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